マラソンはランナーとして参加するだけでなく、ボランティアとして参加も非常にやりがいがあります。
マラソン大会運営の裏側を知れたり、新たなマラソン仲間と出会えたりたくさんのメリットがあります。
目の前で必死にゴールを目指すランナーを応援すると、自分のマラソンに対するモチベーションへの刺激になることは間違いありません。
この記事ではマラソンのボランティアに参加する上での注意点や気をつけること、参加する際の注意点について解説します。

給水だけじゃない!ボランティアの役割・仕事内容
マラソンのボランティアといえば、給水所(エイド)でのコップ渡しや給食の準備をイメージされる方が多いと思います。
たしかに、マラソン大会では5km毎にエイドがあるとして、約8ヶ所のエイド設営が必要エイド担当のボランティアは大勢必要になります。
マラソンのボランティアにはエイド担当以外に以下の仕事に配属されることがあります。
- 交通整理
- 会場やコースの清掃スタッフ
- 預かり荷物の受け渡し
- 受付スタッフ
- スタート・ゴールのランナー誘導
- 会場内の案内や運営の手伝い
大会には非常に多くのランナーや観客が来場します。円滑に運営を行うため、細かく役割が決まられていますね。
この他にも資格が必要になる救護班やAED係、ランナーへのマッサージなんかもあります。
どの役割になるのかは事前説明会で決まることが多いです。おすすめはランナーを目の前で観ることができるエイド担当ですね。
トップランナーの走りはランナーのとして参加すると普段見ることができないので、自分の走りの参考になりますよ。
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ボランティア事前説明会はなるべく参加しておく
ボランティアへの参加が決定すると、ほとんどの大会ではボランティア向けの事前説明会が開催されます。
大会運営の流れや役割分担、注意点の説明がありますので、特に初めてボランティアとして参加する場合は必ず事前説明するに出席しましょう。
ボランティアに応募する段階で、事前説明会の日程も確認しておきましょう。
パンフレットやホームページに日程が載っていない場合でも、お知らせしていないだけですでに事前説明会の日程が決まっていることがあるので、運営に問い合わせてみてくださいね。
事前説明会では、特に大会当日の集合場所と集合時間は確実に聞いておきましょう。
特にエイド担当はエイド現地集合なのか、メイン会場に集合するのかはよく聞いておいてくださいね。

ボランティアは暖かい服装で寒さ対策をしておこう

大規模大会のボランティアであれば、ボランティア専用の上着とキャップ(帽子)が配られ、ズボンは自由というパターンがほとんどです。
マラソン大会の多くは冬季開催のため、寒さへの対策は必須です。
上半身はヒートテックのような機能性下着とシャツ、トレーナー、ウインドブレーカー。
ボランティア専用の上着は基本的にペラペラなので、しっかりと厚着をしておくことがおすすめ。
下半身も保温性の高いタイツとズボンを履いて寒さ対策をしておきましょう。もちろん、冬季以外や気温が上がることがわかっている場合は天気予報に合わせて調整してみてください。
雨の予報であれば、100均で売っているビニルカッパと着替えも必要です。
逆に、ボランティアでNGな服装は普段着のようなカジュアルな格好。ジーパンも控えたほうがよいでしょう。
スポーツの大会なので、ボランティアでもスポーツができる服装が無難です。

ボランティア募集への応募方法
大規模マラソン大会のほとんどは公式ホームページでボランティア募集が発表されます。
ランナー募集は大会の半年~3ヶ月前くらい前からエントリー開始されます。
ランナー募集と同時にボランティア募集をされるか、もしくは抽選でエントリーが決定してから募集が始まる場合もあります。
ランナーのエントリー開始の時点でボランティアの情報が掲載されるはず。ボランティア参加を狙っているなら公式ホームページをこまめに確認しておきたください。
最近では大会公式Twitterを運営している大会もあるのでフォローしておくと最新情報を得ることができます。
【まとめ】マラソンボランティアの注意点や服装

マラソン大会は大勢ののランナーと同じように、大勢のボランティアスタッフが参加されます。
団体行動ということを忘れず、大会運営スタッフの一員である自覚をもって参加することがもっとも大切な注意点です。
服装はボランティア専用の上着以外は自由なので、スポーツができるような服装ならOKです。寒さ対策や雨対策だけ頭に入れておきましょう。
マラソン大会はみんなで作り上げるお祭りです。
ランナーとしてではなく、ボランティアとして参加することで大きな学びを得ることができますよ!
