あなたは普段どこでランニングをしていますか?
マラソンでのタイム更新や完走を目指す市民ランナーにとって、練習場所の選択はとても大事。
練習をする場所を上手に選択することでモチベーション維持や効果的な練習ができるポイントになります。
この記事では市民ランナーが強くなるためのおすすめ練習場所について解説していきます。
毎日でも通うことができる練習場所がベスト
もっともおすすめする練習場所は毎日通うことができるアクセスの良い場所です。
練習場所に行くまでに移動時間がかかってしまうと「あそこまで行くの面倒だな」と思ってしまいますよね。ネガティブな気持ちが少しでもあると自分で走らない理由をつくってしまいます。
自宅から練習に行くことが多いのであれば、自宅の近所がベスト。会社の帰りに練習に行くのなら通勤途中に通える場所がベストの練習場所です。
「なかなか自分1人」で練習できないのであれば、地域のランニングクラブに所属するもの良いでしょう。最近ではSNSの繋がりで多くのランニンググループがあります。
場所が遠くてもランニンググループ内で練習すると継続できるのであれば、そこがベストの練習場所になります。
ここからは市民ランナーの多くが練習場所として選んでいるコースを紹介していきます
市民ランナーがレベルの高い練習ができる場所まとめ
ランニングは特別な道具や場所、人数が必要なく手軽にできるできるスポーツです。
ずっと同じ場所で練習するのも良いですが、週末の休日に場所を変えてみましょう。コースが変わればメニューのバリエーションが増えますし、練習の効果も普段と違った刺激を体へ加えることができます。
家の近所
もっとも身近で練習のしやすいです。多くの市民ランナーが練習場所として選んでいるのではないでしょうか。
家の近所で走る場合には以下のポイントを考えてコースを決めていきましょう。
- 信号が少ないコース
- 起伏のあるコース・起伏がなくタイムが出やすい平坦なコース
- 折返しコース・周回コース
- 夜間でも明るいコース
- 安全なコース
上り坂・下り坂はどのマラソン大会でも必ず存在するので、練習の段階でコースに入れてきましょう。しかし、ペース配分を把握しやすい平坦なコースも大切。どちらのコースも準備できておくとベストです。
コースは折返しで自宅まで戻るパターンと周回して自宅に戻るパターンがあります。信号の数や1人で走っても安全なのかを考えてコースを決めていくとよいでしょう。
陸上競技場
自宅から陸上競技場に通える環境であれがかなりラッキーです!
陸上競技場はランナーがもっともタイムが出やすい環境になっています。ペース配分やケガなく練習する目的にはぴったりと言えるでしょう。
陸上競技場は市民ランナーにも開放されてること多いです。1回につき100~300円程度で利用できることが多いのでHPなどから確認してみましょう。
距離表示のある公園・広場
距離表示のある公園や広場も練習にはぴったりの場所です。地面がアンツーカーや木材といったクッション性のある材質であれば本当にラッキー!積極的に活用しましょう。
いろんな人が利用する場所なので、荷物の管理は少し注意が必要です。ロッカーはほとんどないので貴重品は持っていかないか自家用車に置いておく、都会であればランステを利用するという方法があります。
芝生のある公園・広場
クロスカントリーのような芝生のある公園・広場も近所にあれば積極期に利用していきましょう。
芝生のコースは着地時に体へ加わる衝撃が少ないことが特徴。故障明けや体重の多いランナーの練習場所には最適です。
雨上がりの日は水はけが悪いので晴れた日にしか利用できませんが、とても恵まれた環境なので利用してみましょう。
坂道の多いコース
マラソン大会の多くは坂道があります。初心者ランナーがマラソンで脚が疲労してしまう原因の多くは上り坂です。
坂道の多いコースはマラソンに挑戦する上で、絶対に走っておくべきコースと言っても過言ではありません。
坂道が連続するようなコースでなくても、30~50mほどの坂道が1箇所あるのなら反復して練習してもOKです。坂道のあるコースはなるべく確保しておきましょう。
海岸の砂浜コース
海岸の砂浜は裸足で走るとかなり気持ちのいいコースです。
砂に足をとられるのでスピード練習はできないですが、ゆっくり走れば着地時の衝撃が少ない体に優しいコースなのでぜひ取り入れてみましょう。
毎日走るコースではないですが、気分転換には最適。近所にあればぜひ1回走っておきたいコースです。
スポーツジムのランニングマシン(トレッドミル)
スポーツジムのランニングマシン(トレッドミル)も市民ランナーの練習には最適。ランニングマシンだけでなくさまざまなトレーニングマシンを活用して身体を総合的に鍛えることができます。
最近では24時間通えるたり、シャワーや温泉まで完備したトレーニングジムも増えてきたのでかなり快適に活用できると思います。予算を抑えるのであれば、各自治体が運営しているスポーツジムであれば1回200~300円で利用できます。
ランニングマシンは地面が自動で動くため、勾配を5~10%に設定すると普通の地面を走る環境と同じになります。
トレイルコース【中級者以上向け】
山道を走り抜けるトレイルコースは坂道の究極トレーニングです。トレイルランニングに慣れておけば、マラソン大会の坂道を見ても楽勝と思えるでしょう。
トレイルランニングは通常のランニングとは走り方がかなり異なります。初心者がいきなりトレイルコースに挑戦するのはかなり危険なので、経験者と一緒に走ってみることが一般的です。
【まとめ】環境を変えることはモチベーション維持に効果的
毎日ずっと同じコースを走ることが得意なランナーもいれば、いろんなコースで違う刺激を受けながら走りたいランナーもいます。
まずは継続が大事なので、自分にあった環境で走ればOKです。ただし、毎回同じコースで同じメニューでは偏った走力が身についてしまいます。
どんな練習や環境が自分に必要なのかを考えて練習に取り組んでみましょう。