マラソン中にトイレに行ってしまうと大きな時間のロスになりますよね。
せっかく身体が暖まっているのにトイレへ行ってしまうと身体が冷えてしまい、脚が動き出すのにまた時間が掛かってしまいます。
この記事ではレース前日からスタートまでの過ごし方で、なるべくレース中にトイレへ行きたくならない方法を解説します。

レース前に水分を摂らない方法は絶対にNG!
レース中にトイレへ行きたくなるからと前日から当日の朝にかけて水分を摂らないランナーがいますが絶対にNGです。
レース中にトイレへ行きたくなるよりも、脱水症状が起きてしまうことの方が深刻な問題。重症ともなれが身体への重大な悪影響も考えられます。
レース前日~当日はこまめに水分補給をとっておきましょう。
「必要な水分はとるが、身体に不必要な水分はとらない」という考えが大事。身体に不必要な水分とは、お酒や嗜好のために飲むコーヒー・ジュース類です。
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レース前日の飲酒やコーヒーは避ける

お酒やコーヒーは利尿作用があるため、レース前日から当日は飲まないように決めておきましょう。
お酒は意識的に止めておくランナーが多いですが、レース当日の朝に目覚めを良くする目的でコーヒーを飲むランナーはかなりいます。
朝はスポーツドリンクか糖分の高いオレンジジュースがおすすめ。濃い緑茶も利尿作用があるので避けておきましょう。
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当日はウォーミングアップ後にトイレへ行く
会場に着いてからトイレに行ったとしても、ウォーミングアップをして身体を動かすとまたトイレへ行きたくなることがあります。トイレの渋滞を確認しながら、ウォーミングアップをしてスタート時刻により近い時間帯にトイレへ行けるとベスト。
ウォーミングアップの時点で、どこのトイレが渋滞しているのか・空いているのかを確認しておけば準備は万全。
特にスタート地点の近くにあるトイレは激混みするので、スタート地点から遠い場所にあるトイレの位置をを把握しておくと良いでしょう。

【重要】とにかく気にしない!マインドコントロールする

普段の練習では走っているときにトイレに行くことはないのに、マラソン当日ではなぜかよくトイレに行きたくなりませんか?
尿意のある・なしは精神的な部分に大きく影響されます。
- トイレに行っておかなきゃ!
- スタート前にトイレが混雑していたらどうしよう…
このように考え込んでしまうほど、トイレに行きたくなります。
スタート前にトイレのことはあまり考えないでOKです。スタート前にトイレへ行けなかったとしても「スタートしてから仮設トイレに寄ればいっか」ぐらいの気持ちでスタート前を過ごしてみてくださいね。

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