ランニングをしなければいけない日でも「今日は走りたくないなあ…」という日もありますよね。
せっかく早起きして朝ランをしようと考えていたのに結局ダラダラと過ごして罪悪感だけが残る早起きになっていませんか?
グッと耐えて走らないといけないときもあるのですが、たまにはランニングを休む勇気も必要です。
この記事ではランニングをあえて積極的に休む、いわゆるアクティブレストの考え方とやり方について解説していきます。
アクティブレスト(積極的休養)が必要なワケ
マラソンやダイエットでランニングを継続するには1週間の中でいつ走るのか・完全休養するのか計画を立てていくことが大切。モチベーションに左右されて適当に走っていてはなかなか継続ができません。
しかし、ランニングする予定だった日でも「疲れがたまっているから走りたくないな」というときは誰しもあります。一流のプロランナーでも、ときには走りたくない日があるそうです。
どうしても走りたくない日には思い切って完全休養しても大丈夫です。
無理してランニングを続けることで走ることが嫌いになってしまうと、どこかで心がポキっと折れてしまいます。
長期的に継続できなくなる前に、積極的に休養を取り入れて、心と身体を休めることも大切です。
雨などの悪天候はアクティブレストが最適

市民ランナーのほとんどは屋外でランニングをしています。雨が降った日は「外で走りたくないな」と思ってしまいますよね。
雨などの悪天候に日には思い切って完全休養にしてしまうのも有効な手段です。
悪天候の日に練習をしても、風邪を引いてしまうかもしれないし、スピードを重視した質の高い練習はできません。
「今日は雨が降った!ラッキー!」と楽観的に考えて家のなかでゆっくり過ごしてみましょう。
翌日に晴れたのなら、また明日しっかりと走ればよいのです。
コンディションや体調が悪いのなら勇気を持って休養しよう
「今日はちょっと風邪ぎみだな」
「少し足首に違和感があるな」
このようなほんの少しのコンディション変化や違和感って経験したことはありませんか?
体調不良や故障はほんの少しの変化や違和感が重症化して起こります。
まだ軽症のうちから休む勇気をもって、重症化させないこともランニングにおいては重要です。
ランニングの上級者であれば、休んだ方がいい変化と休まなくても大丈夫な変化の違いが判断できるようになります。
初心者のうちはまずは半年~1年はランニングを継続することが目標になります。
長期離脱にならないようにほんの少しの変化や違和感でも休養を入れる勇気をもってください。
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完全休養は3日連続にならないように注意
アクティブレストで気をつけておきたいことは、完全休養日は3日以上連続しないように注意しておきましょう。
さすがに3日連続で休んでしまうと、身体や脳が走る感覚を忘れてしまいます。
梅雨の雨が多い時期でも完全休養日が3日連続になるのなら、たとえ雨の中でも走ることを強くおすすめします。
マラソンのレース本番は雨天でも開催されます。雨の中で走ることに慣れておくこともときには必要なのです。
「アクティブレスト」と「練習をサボること」は違います。
- 何のために走るのか
- 何のために完全休養するのか
という目的意識をしっかりと持ちつつ、アクティブレストを有効に活用してみてくださいね!

【まとめ】無理して練習するよりも長い期間継続できることを重視
ランニングの初心者は今日を無理して練習するよりも、長期間ランニングを継続できることを重視するように考えてみてください。
ランニングは練習をしてもすぐに結果は現れません。少ない練習量でも半年~1年ほど継続することで徐々に走力が高まってきます。
無理をしてランニングの習慣を止めることが最悪の結果です。
- 初心者は違和感や変化を感じたら休養
- 3日以上の完全休養は避ける
- 無理するよりも長期間の継続が大切
