山口県宇部市で毎年3月に開催されているくすのきカントリーマラソンは田園風景を望む人気のマラソン大会。
フルマラソンの参加費が4,500円という破格の値段であることもあり、知る人ぞ知る隠れた人気の大会です。
この記事ではくすのきカントリーマラソンの攻略ポイントや走り方を解説していきます。
【くすのきカントリーマラソン】準備・スタート

画像引用:くすのきカントリーマラソン公式HP
くすのきカントリーマラソンは毎年10月頃に募集が開始され、先着順でのエントリーになります。10月初旬にエントリーすればほぼ確実に参加できるので安心。
スタート会場となるのは万倉ふれあいセンター。自家用車での来場の場合は駐車場の案内が届くのでエントリー時に申告しておきましょう。
万倉ふれあいセンターには体育館があるのですが、けっこう狭いので朝8時くらいには会場に到着しておきたいところ。駐車場の場所によっては万倉ふれあいセンターまでバス移動になるので、早めに到着しておけば安心です。
くすのきカントリーマラソンはスタートとゴール地点が一緒なので、荷物は待機所に置けます。貴重品預かりもあるので活用しましょう。参加人数がそれほど多くないので、トイレも混雑しません。スタート直前でも待つことはないでしょう。
注意点として、くすのきカントリーマラソンは大規模大会に比べてエイドが少なめ。特に食べ物があまり置いていないので、ゼリーやエネルギーバーは少し多めに準備しておけば大丈夫です。
【くすのきカントリーマラソン】スタート~10㎞地点(序盤)

くすのきカントリーマラソンは多少のアップダウンはあるものの、高低差は約80mとそれほど苦にはならない勾配です。
前半の10㎞地点で最も高低差がありますが、後半にも折り返して同じコースに戻るのでどれくらいの高低差なのか確認することができます。
スタート直後は先頭集団を除いてそれぞれのペースで走り始めるので、ウォーミングアップのつもりでゆっくりとスタートしましょう。3月開催なので、例年それほど気温は低くなりません。晴れているなら薄着でスタートしましょう。
【くすのきカントリーマラソン】10㎞~20㎞地点(アクトビレッジおの)

20㎞地点の手前にくすのきカントリーマラソンのもっとも大きいエイドであるアクトビレッジおのを通過します。
こちらではゼリーなどの補食がもらえる数少ないエイドなので、しっかりとエネルギー補給をして次に進んでいきましょう。沿道からの応援が多い場所ではあるので、しっかりと声援を受けながら無理をせずに通過していきます。
【くすのきカントリーマラソン】20㎞~30㎞地点
くすのきカントリーマラソンでもっともつらいのが20㎞~30㎞地点です。
大きなアップダウンなないのですが、かなり田舎の方へ入っていくので応援がかなり少ない。そして景色もほとんど変わらないので精神的に苦しくなりやすいエリアになります。
30㎞地点に近づいていくと徐々に町になるので気分が上がってくると思います。くすのきカントリーマラソンにおける最大の山場だと思って淡々と走り続けてくださいね。
【くすのきカントリーマラソン】30㎞~ゴール地点
30㎞地点からは前半に通過したコースに戻り、ゴールを目指します。見たことのある景色になったら「もうすぐゴールだ!」と思って最後の力を振り絞りましょう。
最後にアップダウンを通過しますが、それを超えれば平坦な道で万倉ふれあいセンターまであと少し。しっかりと給水を取りながらゴールまで走り抜けてください。
ゴール後は豚汁のふるまいや出店、山口県の物産店があるのでぜひ。温泉も徒歩で移動できるので、ゆったりと汗を流してゴールの余韻に浸ってくださいね!