駅伝

駅伝大会前の食事まとめ。速く走るための過ごし方について解説

マラソンと並んで陸上の人気種目といえば駅伝ですよね。

テレビで駅伝中継を見るもの楽しいですが、いざ自分が走るとなるとそれなりの準備が必要です。

 

市民ランナーが参加する駅伝は1人が走る距離が短くて2~3㎞。長くても10㎞ほどなので職場の職員同士やスポーツジム仲間、友達同士で気軽に参加されるかもしれませんね。

 

走ることに慣れていないランナーはスタートまでの食事や過ごし方がとても大事。スタートまでのどのような食事を食べればいいのでしょうか?

『なにを食べてはいけないのか』という考え方が大切

駅伝は1人あたりの距離が短いのでとエネルギーをしっかりと補給する必要はそれほどありません。そのため、走っている最中に胸焼けや腹痛を起こさないためになにを食べるかよりも『なにを食べてはいけないのか』を知っておきましょう。

 

駅伝で避けるべき食事は前日の夜~当日の朝食に意識しておけばOKです。

油っぽい食べ物

からあげや脂身の多い肉、ラーメンといった油っぽい食べ物は消化されるのが遅いため、走っている途中に腹痛を起こす場合があります。

醤油や塩をたっぷり使った味の濃い料理

醤油や塩っぽい味の濃い料理は胸焼けの原因となります。特に外食は味が濃い料理が多いので、なるべく自炊して味の薄い料理を食べておきましょう。

加熱していないもの・食べ慣れていない食べ物

刺し身や生肉、牡蠣といった加熱処理していない食べ物は食中毒のリスクを避けるために食べない方が無難。駅伝は1人でも欠けてしまうとチームが出場できなくなる可能性があるため、できる限り走れなくなるリスクは避けておくべきでしょう。

カーボローディングは必要なし!

食事

カーボローディングとは、筋肉を動かすためのエネルギー源となるグリコーゲンを筋肉中に蓄えるため、レース当日の2~3日前から炭水化物を中心とした食事をすること。

特にフルマラソンに挑戦する場合はよく活用されます。

 

確かに、カーボローディングはマラソンにとって必要不可欠ですが、短い距離を走る駅伝ではそれほど気にしなくて大丈夫です。無理やりご飯やパンを大量に食べると体重が増えたり、腹痛の原因になります。

もちろん炭水化物は食べた方がよいのですが、あくまでも「普段食べている量」で問題ありません。

出走予定時間の1時間前からは水分だけ

あまり走り慣れていない人はランニング中に腹痛を起こす場合がよくあります。

 

その原因として、走る直前に固形物を食べてしまうことが挙げられます。食事は出走予定時間の1時間前までに済ませておき、それからは水分やゼリー飲料くらいに抑えて胃腸に負担が掛からないようにしておくと良いです。

【まとめ】駅伝の大会前は炭水化物中心。普通の量を食べる

マラソン-駅伝

駅伝の大会前は特別な食べ物を食べておく必要はなく、あくまでも普段どおりの量を食べるように心がけておきましょう。食事の内容はご飯やうどん、お餅やパンといった「白くて柔らかい食べ物」がおすすめ。

 

レース前にお腹が空きそうであれば、コンビニでゼリー飲料を購入して少しずつ飲んでおくと腹持ちがよくなります。栄養ドリンクエナジードリンクは飲んでも速く走れる効果はないので飲まなくてOKです。関連記事:マラソンでエナジードリンクを飲むとタイム短縮の効果はある?

 

お腹が空いていると気持ち悪くなって走れなくなるのですが、食べすぎにも注意して駅伝を楽しんでくださいね!