ランニングをした後に自分へのご褒美を決めていることってよくありますよね。
何かを継続しようと思ったら、達成したときに報酬を与えることは心理学的にも有効とされています。
しかし、ご褒美の与え方にも注意が必要です。
例えば、ダイエットも目的としているのにランニング後にご褒美としてアイスクリームを毎回食べていては逆に体重は増えてしまいますよね。
ご褒美はランニングをする目的に対して豪華すぎるご褒美でないかを常に考えるクセをつけておきましょう。

毎日のランニングにご褒美は不要!?
ご褒美は毎日のランニングではなく、目標達成までに長い期間が必要な目標に対してのご褒美を決めるようにしましょう。
- 体重が5kg減少したら制限していたアイスを食べる
- マラソンを完走したら欲しかったゲームを買う
- 月間走行距離が200㎞を突破したら新しいシューズを購入
体重が5kg減少したり、マラソンを完走という目標は毎日起こるワケではないですよね。
ランニングはほぼ毎日実施するもの。毎日実施する習慣に対してご褒美を決めてしまうと、ご褒美がないと続かない状態になってしまいます。
習慣化しなければならない事にはご褒美は決めずに、やらないと気持ちが悪いくらいの感覚で習慣にしていきましょう。
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マラソン大会は自分へのご褒美をしてもOK!

マラソン大会は初心者であれば、1シーズンに1~2レースの出場が限界です。
つまり、マラソン大会は1年に1~2回しか出場しないので、ご褒美を決める目標としては最適な期間といえます。
7月初旬に「12月に開催されるマラソン大会で必ず完走できれば、新しいスマホを買う!」というご褒美の設定であれば半年間はご褒美なしでも頑張れますよね。
このように毎日の習慣に対してご褒美を与えるのではなく、半年くらいの期間で達成できる目標でご褒美を決めるようにしましょう。

高カロリーなご褒美には要注意
ダイエットを目的としている方によくあるのが「走った後にご褒美でアイスを食べよう」といった高カロリーな食べ物をご褒美にしているケースです。
冷静に考えれば、ランニングの消費カロリーよりも高いカロリーをご褒美にしてはダイエットは成立しませんよね。
しかし、実際にこのように本来の目的とは矛盾したご褒美を設定している方は多くいるようです。
高カロリーな食べ物をご褒美とするなら
- 体重が5kg減少したらアイスを食べる
- ランニングを3ヶ月間毎日できたらケーキを食べる
- 履けなかったジーンズが入るようになったらパフェを食べに行く
このような長期目標に対してご褒美を設定するようにしましょう。
