ランニングという運動は慣れてしまえばそれほど苦しくはありませんが、初心者であれば5分走っただけでも疲れてしまいますよね。
ダイエットを目的としている人の多くは「30分」という時間を設定してランニングに励んでいる人が少なくありません。30分という時間は少し頑張れば達成できるし、なんとなくダイエット効果が得られそうですよね。
30分のランニングを続けても「すぐに減量できた人」と「まったく痩せなかった人」の2種類にわかれます。
ほんの少しランニングのやり方が違うだけで効果がかなり変わってきます。「まったく痩せなかった人」はぜひランニングの効果を最大限引き出すためのポイントを覚えておいてくださいね。
30分のランニングで消費するカロリーは約215kcal
ゆっくりとしたランニングを30分間走ると、消費するカロリーは約215kcalです。
そう。ランニングによるカロリー消費は思ったよりも少ないのです。
ではランニングを続けても減量しないのかと言えば間違っています。ランニングを続けてダイエットに成功した人は大勢います。ランニングでやせることができた人はこの3つのポイントを徹底して守っています。
- ウォーキングなどを組み合わせて運動時間を延長する
- とにかく継続する
- 運動したからといってお菓子を食べない
それでは具体的に解説していきます。
ウォーミングアップとクールダウンを加える
30分だけランニングしている人では「外に出てぴったり30分だけ走って家に帰る人」もいれば、「ランニングの始めと終わりに10分のウォーキングをする人」がいます。
言うまでもありませんが、ウォーキングを追加して運動時間を延長した方がダイエット効果が高くなります。
ランニングを実施する上でもっとも障壁となるのが「家から出なくない問題」です。運動できる服に着替えて外に出ることさえできれば、何らかの運動はするでしょう。「外に出るのが面倒だから明日にしよう」では1kcalも消費しません。
しかし、家から1歩外へ出てしまえば、30分だけランニングすることも20分のウォーキングをしてからランニングをすることも、面倒くさい度合いはそんなに変わりませんよね。
30分ランニングをするのなら、ついでにウォーミングアップとクールダウンのつもりでウォーキングも実施してみましょう。消費カロリーが少し増えるくらいですが、何度も継続して積み重ねれば半年後には大きな違いになりますよ。
週に1回ではダメ。2週間は毎日走る
当たり前ですが、週に1回ランニングをするよりも、週に5回ランニングをした方がダイエット効果が高いです。
ランニングを継続できるかどうかを分けるポイントは「始めの2週間」です。ランニングを始めてから2週間は何があっても毎日走りましょう。雨が降っても、飲み会があってもです。
始めのうちに1度でもランニングをやらない日を作ってしまうと、いろんな「やらない理由」をしてしまします。
- 今日は寒いからやめておこう
- 残業が長かったからやめておこう
- 会社の飲み会があるからやめておこう
これではいつまでたってもダイエットなんてできません。
ランニングをしても苦にならない方法はとにかく慣れること。慣れるにはまず2週間は必死になって努力してください。
2週間は本当に苦しいです。しかし、2週間継続できればランニングすることが当たり前になっているはずです。
まずは2週間続けましょう。
「自分へのご褒美」をやめる
ランニングをした後に「頑張ったからチョコレートを食べようかな」では走った意味がありません。
楽なこと・嬉しいことは習慣になりやすいのです。自分へのご褒美を与えてしまうと、毎回「ご褒美」として高カロリーの食品を食べてしまいます。
なんのためにランニングしたのかをよく考えてみましょう。せっかくカロリーを消費したのに、その分のカロリーを摂取してしまったのでは意味がないですよね。
夜にランニングをしたら、お風呂に入ってすぐ寝ましょう。そして明日も頑張る!を継続していきます。継続こそがランニングの効果を高める最大の裏ワザです。