日本全国でさまざまなマラソン大会が開催されていますが、10マイルマラソンという種目が存在します。
1マイル=約1.6kmなので、16㎞を走るマラソン大会になります。
距離としては中途半端な感じがしますがハーフマラソンよりも走りやすく、10㎞ロードレースに比べるとスピードが出にくいという感覚をもったらいいと思います。
「ハーフマラソンはまだ自信がない…」という初心者ならぜひチャレンジしてほしい種目です。
おすすめ10マイルマラソン大会
10マイルマラソンはあまり聞き慣れない種目ですが、全国でみてみると有名な大会もあります。
毎年2月頃に開催される唐津10マイルロードレース(佐賀県)は日本のトップランナーが出場するハイレベルなレース。
世界陸上やオリンピック出場を狙うランナーも参加するため初心者は走ることができませんが観戦にはもってこいの大会です。
初心者であれば6月頃に開催される夏の夕涼み10マイルマラソン(千葉県)がおすすめ。稲毛海浜を走る景観は楽しく走れること間違いなしです。
2019年はももいろクローバーZが大会アンバサダーに就任したことも話題となりました。
夏の夕涼み10マイルマラソン(千葉県)では制限時間が2時間30分に設定されています。これは1㎞あたり9分22秒ペースなので歩いてもゴールできるくらいの制限時間。初心者には優しい大会となっているので、チャンスがあればぜひ参加してみてくださいね。
【10マイルマラソン】初心者が狙うタイム
10マイルという聞き慣れない距離ではどのくらいのタイムを狙っていいのかわかりにくいですよね。
どの距離であっても1㎞ごとのペースに換算して目標タイムを設定すればOKです。
初心者であれば1㎞あたり6分ペースが基本。1㎞6分ペースで10マイル(約16㎞)を走ると1時間36分が目標タイムとなります。
初心者にとっては長い距離でのランニングになるので給水はこまめに摂取しながらゴールを目指してください。
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10マイルマラソンに向けての練習メニュー
10マイルマラソンに挑戦するのであれば最低でも60分は歩かずに走りきれる走力は必要です。
10マイルマラソンでは歩いているランナーはほとんど見かけません。途中で歩いてしまうとかなり目立つのでゴールまで走りきれるような練習は実施しておくべきでしょう。
10マイルマラソンに向けての練習はジョギングだけで大丈夫です。
完走が目標ならインターバルやレペティションといったスピード練習は必要ありません。
30分間のジョギングを基本として1週間に3日は練習しておきます。1ヶ月に1回は60分以上のロングジョグを入れましょう。
3ヶ月もあれば10マイルを走りきれるくらいの走力は身につくはずです。
そんなに難しくないので、まずは30分ジョギングから始めてみてくださいね。