「マラソンは走りたいけど筋トレも続けたい!」と思いませんか?
筋トレをして男らしい肉体を手に入れたい気持ちもあるが、市民ランナーとしてタイムを追い求めたい!という思いもあるでしょう。
もし、ムキムキな身体を手に入れたい!つまり筋肥大を目的とするのであれば筋トレをマラソンの両立は難しいです。
「筋トレによって目指すもの」によってマラソンと両立ができる・できないが分かれます。
あなたは将来、どの姿を目指していますか?
- マラソンでタイム短縮したい
- 筋肉をつけてたくましい体になりたい
- ダイエットをしたい
最終的な目標を決めておくことで、ランニングを主軸にするべきか、それとも筋トレを主軸にするのかが決まってきます。
ムキムキになる太マッチョ(筋肥大)とマラソンの両立は難しい!
ムキムキな肉体つまり筋肥大を目的とするのであれば、マラソンとの両立は難しいと考えておきましょう。
身体の表面からくっくりと筋肉が見えるようになるには、筋肉の1本1本の繊維を太くし・数を増やす「筋肥大」が必要。
しかし、筋肉は身体の中でも重量がとても重い器官です。
マラソンは「自分という物体をどれだけ速く移動させることができるのか」を競う競技。そのため、身体が軽い方が有利であることは言うまでもありません。
▲こんな身体で速く走ることは無理…
太マッチョを目指すためにランニングは不要
筋肉量を増やす筋肥大と身体を軽くすることが必要なマラソンでは目指すべき身体がまったく違います。
多くのエネルギーを必要とするマラソンは、筋肉内にあるエネルギー(グリコーゲン)を使用して走ります。
逆に、太マッチョになるためには、筋肉内のエネルギーを筋肥大に使いたいところ。
つまり、ランニングは筋肉の合成は不利といえます。
ムキムキな身体を手に入れたいのであれば、マラソンとの両立は避けたほうがいいでしょう。
マラソンの走力アップに筋トレは必要ない?
大迫傑選手やモハメド・ファラー選手といった一流選手が走力アップのために筋トレを行っていることは有名な話。
最近のトレーニング理論では「マラソンの走力アップに筋トレは必要」が常識です。
最近はジムに通って筋トレに励む市民ランナーも増えていますね。
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▲細マッチョな身体は走るだけの練習では身につかない
市民ランナーは無駄な体脂肪がついている人がほとんど。
そのため「筋トレによって筋肉を増やす」というよりは「筋トレという運動により脂肪を燃焼させる」というイメージです。
ダイエットを目的に筋トレを実施するのであれば、表面積が広く基礎代謝量が多い腹筋・背筋の筋トレがおすすめ。
筋トレは低負荷・高回数で筋持久力の向上・脂肪の燃焼をさせていくことがダイエットとマラソンに有効な筋トレの基本となります。
故障が多いのなら筋トレをするべき!
ぶっちゃけ、サブ3.5~サブ3までは筋トレは不要。ランニング練習だけやり続けても大丈夫です。
しかし、脚や腰が痛くて走れなくなる『故障』が多いのなら筋トレするべきです。
ランニングは身体に加わる負荷が小さいと思われがち。
しかし、小さな負荷が何回も加わるため、ある程度の筋力がないとすぐに故障してしまいます。
小さな痛みがあるだけでも正常に走れなくなってしまい、せっかく走ったのにすぐに走力が落ちてしまいます。
故障が多いならランニングに加えて筋トレもメニューに加えることがおすすめです。