この記事ではランニングマシン(ルームランナー)を購入する際に、ここだけは確認しておきたいポイントや具体的な設定方法について解説していきます。
ランニングマシンは安価なタイプでは1~2万円台の機種がありますが自走式であったり、歩くほどの速度しか出ません。家庭用でも本格的なトレーニングができる機種となれば5万円以上の機種を選択する必要があります。
最後にランニングマシンを選ぶうえでのポイントを箇条書きでまとめています。

自宅用ランニングマシンを選ぶポイント

ランニングマシンは本当にピンからキリまで多種多様な機種が販売されています。自分の目的用途に合った機種を選ぶことができるよう、性能の説明欄は必ずすべて目を通しておくようにしましょうね。
自走式ランニングマシンは論外
1万~2万円台のランニングマシンではベルトが自動で回転しない自走式のランニングマシンがあります。
自走式まったく使い物にならないので、必ず自動式のランニングマシンを検討しましょう。
「安いから」といって値段を理由にに手を出してはいけません。ランニングマシンは値段と機能が比例するため性能欄は必ず確認しておきましょう。
速度は最低でも時速12㎞/hは必須
ランニングマシンのの性能は特に最高速度を確認しておきましょう。ランニングを目的とする場合は最低でも時速12km/h(キロ5分ペース)は必須。
なるべくなら時速15km/h(キロ4分ペース)以上の速度が出る機種がおすすめすです。
最高速度はランニングマシンの説明欄に小さく書かれている場合があるので、見落とさずに必ず確認しておきましょう。
安価なランニングマシンはウォーキング程度の最高速度しか出ません。速度表示は時速で記載してあるので、わかりにくけば1kmあたりのペースに変換して考えてみてくださいね!
傾斜角度が設定できるのか
傾斜角度が設定できる機種なのかは見落としがちですがかなり大事。ランニングマシン床が自動で動くので屋外ランニングに比べてかなり楽です。
屋外ランニングに近い環境にするために傾斜角度が設定できることは必須とも言えます。
傾斜角度はボタン1つで自動で角度が変わる機種、そして手動で角度を変える機種の2種類があります。角度さえ変えることができればどちらでも構いません。
防音対策は大丈夫か?
ランニングはジャンプを繰り返す運動なので、自宅でランニングマシンを使用するとかなりの騒音が発生します。また、ランニングマシン自体のモーター音もかなり大きいです。
ランニングマシンには防音マットが付属しているか確認しておきましょう。防音マットは単品購入すると1万円以上する場合もあります。
ランニングマシンの設定方法

ランニングマシンを活用してトレーニングを行う場合の設定方法を解説していきます。ランニングマシンは常に居場所が変わらないので、すぐに止めることができるというデメリットがあります。(屋外コースだと自宅に戻るまで止められませんよね)
トレーニングを行う前にしっかりと今日のメニューを決めておくことが特に重要になります。
事前に時間・距離・ペースを決めておく
ランニングマシンでトレーニングを実施する場合でも事前に走る時間・距離を決めておきます。
ただの惰性で走ってしまうと「つかれたから走るのやめよう」というやらない理由をつくってしまいます。
ランニングマシンは景色が変わらないのでとても飽きやすいメニューです。途中で止めてしまわないように「今日はこのメニューだけは消化する」という目標を設定しておきましょう。
傾斜角度を設定する
まずはランニングマシンの傾斜角度を設定します。ランニングマシンは自動で床が動くこので、通常のランニングよりもかなり楽です。
そのため、傾斜を設定しておくことで通常のランニングと同じような環境をつくることができます。ちなみに、5%の傾斜をつけると、屋外でランニングしている環境と同じになると言われています。
【まとめ】自宅用ランニングマシンを選ぶでのポイント
最後に、自宅用ランニングマシンを選ぶポイントをまとめておきます。
- 自動式ランニングマシンか
- 最高速度は十分か(時速15㎞/h以上)
- 傾斜角度の設定ができる
- モニターに距離・時間・カロリー・速度表示が出るのか
- モーター音や走ったときの騒音(防音マットの有無)
- 自宅のスペースに収まるサイズなのか
- 折りたたみ機能の有無
- 返品・修理保証がついているのか
- 不必要な機能がついていないか
最近は性能が良い機種が多く販売されていますが、不必要な機能がついているために値段が高額になっていないのかも注意しておきましょう。
Bluetooth内蔵スピーカーや動画も見れるモニターといった機能はタブレット端末やMP3プレイヤーで代用できますよね。
値段と機能を確認しながら自分にあった機種を探してみてください。