ランニングという運動は苦しい代わりにダイエット効果の高い運動であるイメージがありませんか?
ランニングを続けると、どのくらいでダイエットの効果が現れるのか楽しみですよね。
食事メニュー(摂取カロリー)を増やさずに1日30分のゆっくりとしたジョギングを毎日続けた場合、30日で1kg減量します。
ただし「摂取カロリーを増やさない」という前提があっての計算です。ランニングをする代わりに高カロリーの食品を食べてしまえば、ずっと減量しませんし逆に体重が増えてしまうこともあります。
摂取カロリーが多ければランニングをしても体重は永遠に減らない
体重が変化するメカニズムはさまざまな要因が影響するのですが、基本的には消費カロリーが摂取カロリーを上回れば体重は減ります。
摂取カロリー+消費カロリー(活動+基礎代謝)
=マイナスなら体重が減少
=プラスなら体重が増加
つまり、苦しい運動の代名詞であるランニングを続けても摂取カロリーが多ければ体重は増えていきます。「いつになったらランニングの効果がでるのだろう?」と思っても、永遠に体重が減ることはありません。
体重を1kg減らすには約7000kcalの消費が必要
体重を1kg減らすには合計で7000kcalを消費する必要があります。
1ヶ月で3kgの減量を目指すのであれば、21000kcal(7000kcal×3)を1ヶ月(30日)で割ると、1日に700kcalずつマイナスにしていく必要があります。
体重50kgの人がランニングだけで700kcalを消費しようと試みた場合、ゆっくりジョギング(キロ7分30秒ペース)で90分も走らなければなりません。
これらは単純な計算によるものなので、すべての人に適応する計算ではないのですが「ランニングだけで減量することはとても難しい」ということだけ覚えておいてくださいね。
ダイエットの基本は食事管理と運動の組み合わせ
ダイエットの基本はランニングのような運動に加えて、食事管理を行うことが必須です。「ランニングをしているから、いつか効果がでるだろう」という考えは少し安易かもしれません。
ちゃんと食事管理をした上で、ランニングを続けることができれば1ヶ月ほどでダイエット効果が現れます。食事管理は「お菓子やハンバーガーのような高カロリー・低栄養の食品を避けよう」という考えがあればOKです。
「運動を継続してもなかなか効果が現れない」という方は食事内容を振り返ってみましょう。運動を続けているのであれば消費カロリーは間違いなく増加しています。あとは摂取カロリーさえ減らすことができれば、間違いなくダイエット効果があらわれますよ!